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誰もが簡単にできるトイレのお掃除方法|汚れの原因も解説

  • 2020年6月12日
  • 読了時間: 7分

更新日:2020年7月11日


トイレ掃除

毎日、複数回使用するトイレ。しっかりとお掃除はできていますでしょうか。トイレのお掃除の仕方が分からず、悩みを抱えている方が多いでしょう。そんな方々に、トイレのお掃除方法や汚れの原因について、解説します。トイレお掃除をすることによって、トイレ本体の寿命が長くなることもあります。お掃除ができている方もそうでない方も、ぜひ参考にしてください。


目次

1. トイレの汚れの原因

2. 汚れが溜まりやすい場所

 2-1. 便器にできるさぼったリング

 2-2. 便器のフチの裏側

 2-3. 便座の裏

3. オススメのトイレお掃除の頻度

4. トイレ空間のお掃除の手順

5. トイレ空間のお掃除の仕方

 5-1. 準備するもの

 5-2. トイレお掃除の手順

6. 落ちにくい黄ばみ黒ずみ汚れの落とし方

 6-1. 黄ばみの落とし方

6-2. 黒ずみの落とし方

7. 注意



1. トイレの汚れの原因


そもそものトイレの汚れの原因は何なのでしょうか。原因は、大きく分けて2つあります。まず1つ目は、尿石です。これはトイレに黄ばみを発生させます。2つ目は、黄ばみに入り込んだカビです。そのカビが黒ずみの原因になります。つまり、黄ばみと黒ずみを抑えるには、尿石を取り除くことがとても大事です。


トイレのどこに汚れが溜まりやすいのか、尿石が飛び散りやすいのかについて次にご説明します。



2. 汚れが溜まりやすい場所


お掃除をしても、なかなか汚れが落ちていない場所もあります。

汚れの場所を見落としてお掃除をしないように、汚れの場所についてご説明します。



2-1. 便器にできるさぼったリング


トイレのさぼったリング

よくCMで耳にする「さぼったリング」。お掃除を怠っていると、本当に黒い輪の汚れである「さぼったリング」が出てきます。この原因は、尿石と水垢の混合物です。このリングは菌が溜まりやすい場所で、そこにある汚れはどんどん増えていきます。



2-2. 便器のフチの裏側


便器のフチの裏側は、尿石が溜まりやすい場所です。ここはお掃除の際に見落としやすく、手を抜きががちな場所でもあります。



2-3. 便座の裏


実は、便座の裏側も汚れが溜まりやすいのです。トイレのお掃除といえば、便器だけだと思う方が多いですが、ここもかなり汚れが溜まりやすいので、見落としがないように要注意です。


さて、トイレの汚れが溜まりやすい場所について分かったところで、どこからお掃除すればいいのでしょうか。それについて次でご説明します。



3. オススメのトイレお掃除の頻度


トイレを綺麗にキープするためには、どのくらいの頻度でお掃除するのが良いのでしょうか。頻度に関しては、トイレ空間の場所により異なります。

便器まわりは毎日、床や壁などは週一回、タンクの中は月1回が理想的なお掃除の頻度です。継続的に行うことができれば、トイレ空間を常に綺麗にキープすることができます。


現代社会では、お仕事で忙しく、毎日なんて大変と思われると思います。1回のお掃除は1分で十分です。汚れを溜めないように用を足した後についでのお掃除をしてみてはどうでしょうか。



4. トイレ空間のお掃除の手順


今までどのような手順でお掃除をしていましたでしょうか。床から?便器から?それは人それぞれでしょう。ここでは、トイレ空間のお掃除の手順についてご説明します。菌が飛び散りにくい方法などご紹介しますので、ぜひ参考にして下さい。


トイレ空間お掃除の手順は、



この順番で行うのが良く、雑菌が広がりにくい手順です。

この手順でどのようにお掃除をすればよいのでしょうか。



5. トイレ空間のお掃除の仕方


トイレ

トイレのお掃除の仕方次第で、仕上がりのキレイさが変わります。

簡単にキレイにするために、準備するものなども含めてご説明します。



5-1. 準備するもの


トイレお掃除用具

普段のトイレのお掃除には、最低限「ブラシ」「洗剤」「シート」が必要になります。



5-2. トイレお掃除の手順


①お掃除用シートで便座の裏表を拭きます。この時は細かいところも注意して拭くようにしましょう。


②トイレ用中性洗剤とブラシを使用して便器内の汚れを落としましょう。フチの裏側は非常に汚れが溜まりやすいので、ゴシゴシこすりましょう。


③便器の外側をお掃除用シートで拭きましょう。尿は広範囲に飛び散っており、放置していると菌が繁殖し、臭いやカビの発生原因になります。見落としがちなところですので、しっかりと拭きましょう。


④腰の高さくらいまで壁をお掃除用シートで拭きましょう。


⑤最後は、床のお掃除です。飛び散った尿はホコリと一緒になって菌を繁殖させます。これが臭いの原因になります。便器と床の境目は汚れが溜まりやすいので、念入りにすると良いでしょう。


この①~⑤のお掃除は、普段からできる簡単なお掃除方法です。

この方法で黄ばみや黒ずみなどが除去できないこともありますので、次で黄ばみと黒ずみの落とし方についてもご説明します。



6. 落ちにくい黄ばみ黒ずみ汚れの落とし方


黄ばみや黒ずみの汚れは、普段のお掃除では落ちないこともあります。それらの落とし方について説明します。



6-1. 黄ばみの落とし方


用意するものは、下記の4点です。

①酸性洗剤(サンポールがオススメ)

②トイレットペーパー

③ブラシ

④ゴム手袋


上記の4点が用意できましたら、黄ばみを落としていきましょう。


手順は4つになりますので、順に説明していきます。


①便器に溜まっている水を抜く

まずはトイレの元栓をマイナスドライバーで閉めてください。そしてタンクのレバーを引くことでタンク内の水が流れ、便器の中の水を抜くことができます。この作業をすることで、洗剤が薄まらずにお掃除ができるようになり、とても効果的です。


②便器内にトイレットペーパーを貼り付ける。

トイレットペーパーを満遍なく便器内に貼り付けてください。こうすることで、ただ洗剤をかけるより中性洗剤が便器に浸透しやすくなります。キッチンペーパーは水に溶けず詰まりの原因になるので、使用は避けてください。


③ゴム手袋着用の上、酸性洗剤をかける

黄ばみがある部分に酸性洗剤をかけてください。この時は必ずゴム手袋を着用してください。手に酸性洗剤がつくと、肌荒れの原因になります。かけ終わったら、このまま1時間ほど放置してください。


④水を流して、ブラシでゴシゴシ

マイナスドライバーでトイレの元栓を開けてください。タンクに水が溜まりましたら、レバーを引き、水を流しましょう。流した後は、ブラシでゴシゴシしてください。みるみるうちに黄ばみがなくなります。


これで黄ばみ汚れのお掃除は完了です。

たった4つの流れで今すぐできますので、ぜひやってみてください。

次は、黒ずみ汚れのお掃除の仕方です。



6-2. 黒ずみの落とし方


「さぼったリング」などの黒ずみは尿石と水垢の混合物です。このリングは菌が溜まりやすい場所で、そこにある汚れはどんどん増えていき、汚れが落ちにくくなります。この黒ずみの落とし方について説明していきます。


まず用意するものは、下記のとおりです。

①塩素系漂白剤

②トイレットペーパー

③ゴム手袋

④ブラシ

黄ばみ落としとは、洗剤の種類が違い塩素系漂白剤を使用します。ご注意ください。


手順は、黄ばみ落としとほとんど変わりませんが、イメージしやすくなるように説明します。


①便器に溜まっている水を抜く

トイレの元栓をマイナスドライバーで閉めてください。そしてタンクのレバーを引くことでタンク内の水が流れ、便器の中の水を抜くことができます。



②便器内にトイレットペーパーを貼り付ける。

トイレットペーパーを満遍なく便器内に貼り付けてください。キッチンペーパーは水で溶けなく詰まりの原因になるので、その使用は避けてください。


③ゴム手袋着用の上、塩素系漂白剤をかける

黒ずみ部分を中心に、塩素系漂白剤をかけてください。この状態で、約30分おいておきましょう。


④水を流して、ブラシでゴシゴシ

約30分経ちましたら、マイナスドライバーでトイレの元栓を開けてください。タンクに水が溜まりましたら、レバーを引き、水を流しましょう。流した後は、ブラシでゴシゴシしてください。今まであった黒ずみがキレイになくなります。


これで黒ずみのお掃除は完了です。黄ばみ落としを流れが同じなので、お掃除方法は覚えやすいと思います。ぜひ実践してください。



7. 注意


混ぜるな危険
混ぜるな危険


黄ばみと黒ずみのお掃除は、絶対に同時では行わないでください。塩素系漂白剤と酸性洗剤を混ぜることで有毒なガスが発生します。この有毒ガスは、人体に悪影響を及ぼし、最悪の場合は、死に至るケースもあります。つまり「混ぜるな危険」です。





8. まとめ


トイレの汚れやすい場所やお掃除の仕方について解説してきました。このお掃除さえできれば、トイレお掃除のプロになることができます。お掃除がトイレ本体の長持ちに繋がりますので、継続的に行いましょう。家族内でお掃除のルールを作り、習慣化をすることをオススメします。7項で述べましたが、塩素系漂白剤と酸性洗剤の同時使用は絶対しないでください。


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