そろそろ洗面化粧台をリフォームしたい!と考えたとき、どんなところに注目すれば良いのか分からない方も多いと思います。いろいろな悩みにあわせた洗面化粧台の選び方はありますが、絶対に押さえておくべきポイントは「収納力」と「清潔性」の2点です!今回はこの2点について、どのようなポイントに注目して選べばよいのかご紹介します。
目次
1. 洗面台の収納スペースを確保するには?
1-1. サイドキャビネットの活用法
1-2. お部屋が狭い方は吊戸棚を活用しよう
1-3. 本体のみのご購入の方必見!失敗しないポイント!
2. 清潔感を保つには?
2-1. 水栓選びで掃除を楽に!
2-2. 排水口をチェック!
2-3. ボウルの素材に注目
3. まとめ
1. 洗面台の収納スペースを確保するには?
洗面室には化粧品や掃除用品など、置くべきものが多くなりがち。収納力が少ない洗面化粧台を選んでしまうと、物が収まらず、生活感が出てしまいます。後付けの収納を設置して対策しても、見栄えが悪くなってしまうこともあります。初期段階で収納のことを考慮していないと、タオルの置き場所、踏み台、体重計といった物が収納できずに不便な思いをすることがあります。
そんな品々をスッキリ収納させたいなら、小物入れが充実している洗面化粧台を検討してみましょう。各メーカー、鏡裏が収納する物の高さに合わせて位置を変えられる仕切りのついた収納であるほか、メーカーによっては散らばりがちなヘアピンや髪ゴムなどをしまうのに便利なポケットがついたミラーキャビネットを取り扱っています。各メーカーの細かなオプションを確認をすることも大切です。
1-1. サイドキャビネットの活用しよう
サイドキャビネットとは洗面台本体の横に設置する棚のことを指します。洗面室や脱衣場の広さに余裕がある方、たくさんの収納がほしいという方はサイドキャビネットをつけることをオススメします。収納が少ないと生活感がとても出てしまいます。脱衣場に設置しがちな洗面台はタオルや下着の置き場所にもなり見た目もスッキリするため、サイドキャビネットは要チェックです!!!
各主要メーカーのサイドキャビネットは基本的に上下段で分かれております。ここではLIXILのサイドキャビネットについてご説明いたします。下段は洗濯カゴのついたタイプ、またはストック品などをたっぷり収納できる引出2段タイプの2種類。上段は収納したいものにあわせて4種類から選べます。このように1つのサイドキャビネットにおいても計8パターンもの組み合わせがあります。ご自身の使い方、生活スタイルにあわせた、収納を実現してはいかがでしょうか。
1-2. お部屋が狭い方は吊戸棚を活用しよう
収納が欲しいがサイドキャビネットをつけられるほど部屋に余裕がない方は吊戸棚の活用をオススメします。洗面室、脱衣場は洗濯機と一緒に置くことが多いと思います。洗濯機の上部が空いてデットスペースになってしまいもったいない。100円ショップやホームセンターで後付けの棚を設置したとしても、洗面台とデザインが合わなくて失敗した方も多いのではないでしょうか?
吊戸棚を洗濯機の上部などデットスペースにつけることで収納力アップでスッキリとし、デザイン性アップでおしゃれに仕上げることができますのでオススメです!
1-3. 本体のみのご購入の方必見!失敗しないポイント!
最も忘れがちで、失敗しがちなポイントは、安いからという理由で本体キャビネットの扉を開き戸にしてしまうことです。多少、値段が上がってもスライド式の引き戸のものをオススメいたします。スライドタイプにすると無駄なスペースがなくなり格段に収納スペースが広くなります。これが洗面台選びで失敗しないための一歩です。
2. 清潔感を保つには?
清潔感を保つには日々の掃除が大切です。ただ、洗面台は洗面ボウルの水ハネもあり、掃除の頻度が高い場所のひとつ。水アカがつくとスポンジでゴシゴシしないと取れず、お掃除には苦労してしまいます。また、顔を洗うときなどに肘からの水だれで床が塗れてしまうので、床のお掃除も大変です。
そこでここでは掃除を楽にすることで清潔感を保つ洗面台の選び方を紹介いたします。
2-1. 水栓選びで掃除を楽に!
水栓の取付部は汚れがたまりやすくなっています。加えて、スポンジで洗いにくい部分なので、お掃除は一苦労です。そこでお掃除が簡単な洗面台の上部から吐水する水栓がオススメです。ミラーの下部に水栓がついているので、水栓まわりに水や汚れがたまりません。そのため、お掃除の回数をぐんと減らせます。
上部の吐水する水栓はボウル部分との距離が広く、とにかく頭が洗いやすい。今のボウル部分は各メーカーの多くが深くできてますので肘から水が滴ることもほとんどありませんのでふき取り掃除も不要で楽ちんです。
2-2. 排水口をチェック!
排水口はスキマレスで、髪の毛ゴミなどの処理も楽なものをオススメします。現状、主要メーカーでは基本的なプランに組み込まれておりますが、場合によっては付属されていないこともございますのでご注意ください。
2-3. ボウルの素材に注目
ボウルの素材は主に「陶器」、「ホーロー」、「セラミック」、「大理石」などに分かれます。ここでは代表的な3種類の素材を紹介いたします。
① 陶器
陶器は最もメジャーな素材と言われており、リーズナブルな価格で豊富なデザインの商品がそろっています。また、硬度が高い陶器には、小さな傷がつきにくいという特性があります。このため、汚れがつきにくく、たとえ汚れても、しっかり磨くことでキレイになりますので、メンテナンスが簡単です。
高級感がある陶器の光沢は、きちんと手入れをすることで長く維持することができます。
一方、焼き物ゆえに、強い衝撃が加わると割れたりヒビが入ったりしやすいという弱点もあります。
この陶器製の洗面台でよくあるトラブルとして、洗面台上部の収納スペースに置いていたものが落下し、洗面ボウルが割れてしまうというケースです。そのため、今回ご紹介したような洗面台上部から物の出し入れをすることが多い収納力の高い洗面台をお選びの方にはおすすめできない品になります。
② ホーロー
ホーロー(琺瑯)とは、金属製の素地をガラス材の釉(うわぐすり)でコーティングし、焼成したものです。表面がガラス質のため、汚れや臭いがつきにくく、水や湿気にも強いので、水まわりに適した素材といえます。陶器のように割れることはまずありませんが、強い衝撃が加わって、表面をコーティングする釉が欠けたり、剥がれ落ちてしまうことがあります。また、使っている間に摩擦や経年劣化の影響を受け、表面のコーティングが剥離することがあります。
③ セラミック
セラミックは、陶器と同じように表面に光沢があって美しい素材です。材質的に傷が付きにくい上に、変色にも強く、耐久性が高いのが特徴です。ホーロー同様に掃除のしやすいコーティングがされている商品も多く見受けられます。
収納が多く、長く使いたいとお考えの方はホーローかセラミックなどがオススメです!
3. まとめ
今回は「収納力」と「清潔性」に焦点をあてて洗面台の選び方をご紹介しました。各メーカーの企業努力により収納と掃除のしやすさの機能はどこのメーカーも差ほど変わりません。あとは素材の好みやデザイン性、予算などを考慮して選ぶことをオススメします。
弊社では洗面台専門のスタッフが新規取り付けや取り替えの相談、施工を承っております。大手メーカーの最新洗面台も取り揃えておりますのでご興味ございましたらお気軽にお問い合わせください。
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